嘉峪関関城でラクダに乗った話!と懸壁長城からの景色

中国

中国の世界遺産と言えば、言わずと知れた「万里の長城」
この万里の長城の最西端にあたるのが甘粛省嘉峪関です。

嘉峪関では万里の長城の西の関所である嘉峪関関城
修復された長城を登る事が出来る懸壁長城という観光スポットも有ります。

関城ではラクダにも乗って来たので、ご紹介します(*^^*)!

スポンサーリンク

嘉峪関関城って?

嘉峪関関城は、東西に続く万里の長城の西の関城で
公元1372年に建設が始められ、完成は公元1540年。
168年もの歳月を掛けて建築されました。

万里の長城にある大きな3つの関のうち、一番規模が大きく頑丈で、
立派なので「天下第一雄関」とも呼ばれています。

また最も保存状態が良い関城とも言われています。

甘粛省西部は砂漠地帯に有り、 山麓と平野に挟まれた地域で、
嘉峪山の西麓に建てられたので嘉峪関という名前が付けられました。

ここは地形が剣呑で、南には雪が積もる祁連山脈、
北は延々と連なる黒山に挟まれていて、
二つの山の谷の部分に建設されたのですが、両山の距離はわずか15㎞。

中国河西回廊の最も狭い所なので、
「河西第一狭口」と呼ばれています。

関城は三重の城で構えられていて、当時勢力を増していた
トルファン(モンゴル)の侵略を防ぐ要塞としても機能していました。

嘉峪関城の見所は?

嘉峪関は内城・外城・城壕の3つの防御線を張り
厳重な障壁で守られています。

万里の長城と連結し、5里・10里・30里・100里
の地点で軍事防衛システムを形成しています。
その全長は約60kmにも及びます。

嘉峪関が建設された当初は、高さ6mの土壌、
敷地面積は2500㎡でした。

私達が見学した日には内城の敷地で、
寸劇が行われていました。

定かではありませんが、中国軍とモンゴル軍の
兵士の戦闘の劇の様でした。

城壁からの眺めはこんな感じ。
遥か遠くまで続くゴビ砂漠と長城。

売店や休憩所も有ります。
写真は「昔のパスポート」だそうです。
関所で使う「通行手形」の様なものなのでしょう。

ちなみに敷地内がとても広く、観光境内入り口から
嘉峪関城までスクーターや自転車のレンタルもしてました。

とても暑い日で歩く気になれなかったので、私達はスクーターを借りて、二人乗りでGO!
境内には大きな池があり、景色を見ながらショートドライブも楽しめました♪

嘉峪関でラクダに乗れます。

本当は敦煌市にも行きたかった私達なのですが、
時間の関係上行けなかった為、
敦煌で乗るつもりだったラクダに嘉峪関で乗りました。

だって北海道の動物園ではラクダを見る事さえできませんから。
記念です( *´艸`)

嘉峪関の外壁を出ると、駐車場とラクダ乗り場が有ります。
十数頭のラクダが座って待機しております。可愛い♪

中国ではあまり大人は、動物に触れ合わないのでしょうか?
沢山の人が観光に来てるのに、誰もラクダに見向きもしません。

ラクダに乗っているのは小学生くらいの女の子一人だったので、
「大人でもいいですか?」と聞くと「OK!」との返事。

係りのおばちゃまが、一番ヤンチャそうな顔をしたラクダを選び
乗せてくれました。

10分程度で金額は500円位だったと思います。
ラクダがゆっくり歩くリズムに揺られて
シルクロードを旅する旅人の気分に浸れましたよ。

懸壁長城から眺められる絶景

この懸壁長城は頑張って登り終えると、その頂きから
連なる山脈と果てしなく広がる壮大なゴビ砂漠景をみる事が出来る
人気の観光スポットです。

500段という階段が約45度の急な尾根の上に築かれている為、
懸壁長城という名前が付けられました。

心臓の弱い方はお気を付けください。との注意書きが
書かれています。

45分から1時間程度で山頂まで登り、戻る事が出来ます。

果てしなく広がる砂漠・・・
「砂漠の向こう側には何があるの?」の私の問いに
「中国。」と夫
「いや、ロシアだよね。私知ってるし…(-ω-)(心の声)」

懸壁長城の場所と開放時間について

懸壁長城は嘉峪関市街地からは約11km、嘉峪関城からは約7kmの場所に有ります。

市街地からのタクシー料金の目安は40元くらい。
嘉峪関関城・懸壁長城・長城第一墩の一日観光をした場合の
タクシー料金の目安は150~180元となってます。

見学可能時間
夏季:5月1日~10月31日 8:30~20:00
冬季:11月1日~4月30日 8:30~18:00

<  おまけの一言 >
中国の歴史にはもともと詳しくない私ですが、
色んな地方に行けば行く程、歴史や文化を知れば知る程
中国の更なる魅力に気付かされます。

特に人の心の温かさは中国も日本も同じですね。
観光地を見て回るだけじゃなく、是非現地の方と交流してみて下さい☆
きっと中国が大好きになるはず!

コメント

タイトルとURLをコピーしました