日本の23倍という広大な面積を持つ中国。
長い歴史や特色ある文化に魅了され、中国の色んな都市を
旅行されている方も多いと思います。
あまりにも広大過ぎて、サッと行って駆け足で
全国を観て周るというのは難しいと思いますが、
是非時間をかけて見に行って欲しい絶景の1つが
張掖丹霞地貌です。
張掖丹霞地貌って何？
私も今回の旅行に行くまで、
張掖丹霞地貌の事を知りませんでした。
夫が中国西部を観光したい。と情報を集めていて、
「ここに行きたい？」って写真をみせてくれたのがきっかけです。
私の最初の反応は「え？？何これ？ 山？虹みたいで綺麗！」
張掖丹霞地貌は中国北西部・甘粛省張掖市にある広大なジオパークです。
別名「七彩丹霞」とも呼ばれていて、幾重にも重なる地層が
300km以上も広がっています。
この丹霞地貌には沢山の鉱石が含まれていて、
日光によって色が変わって見えるので、シーズンによっても
違った見え方を楽しめるそうです♪
張掖丹霞地貌 観光のベストシーズンは？
地元の方に伺うと、一番色相がはっきりと綺麗に見れる
8月後半から11月に掛けてがおすすめだそうです。
時間は夕方。特に雨上がりの夕方が
水を含んだ地層の色がはっきりとした紅色に変わり
夕陽を浴びると一段とはっきりしたグラデーションを見れるそうです。
私達は午後5時頃に観光をしましたが、陽がかなり高かったです。
札幌に住んでる私からすると5時は既に夕方というイメージですが、
張掖では5時になっても、6時になっても日中の様な明るさでした。
北京時間で時計を見てましたが、北京から1,700km以上も
西に位置する都市なので、日の入り時間は北京と1時間位は
時差があるんじゃないかと思います。
張掖丹霞地貌 チケットや観光の流れ
「張掖七彩丹霞旅遊景区」というのが中国名での公園の名称です。
まずチケット購入し入園しますが、チケット代は75元（約1,125円）でした。
入場料54元、バス代20元、保険1元です。
バスを使わず徒歩で観て周っている方も数名見かけましたが、
敷地内がかなり広いですし、平地を歩く訳では無いので、
よっぽど体力に自信がある方や、
トレーニングがてら観光したい人以外はバス利用をおすすめします。
園内には大きな5つの展望スッポトが有り、バスを使って
順に展望台を巡る流れになっています。
以前は飲み水等の販売が園内ではされてなかった様なのですが、
今は各天望台のバス停付近に、
小さな売店や、ベンチ、トイレが設備されているので、
安心して観光する事が出来ました。
この日は暑くて暑くて、私は大きなペットボトルの水を持ち歩き
更にアイスクリームを食べ続けていました。
沢山歩き回ってカロリー消費するから大丈夫！
と自分に言い聞かせてました。笑笑
クランベリーアイスが美味しかったので、
見かけたら食べてみて下さい♪
丹霞旅遊景区こんな景色が見れます。
ネットで出回っている写真は、彩度をかなり高めた写真が
出回っておりますが、実際に見れる色味をそのままに
ご紹介したいと思います。
張掖観光時の服装と気温について。寒暖差に注意！
私達は8月の終わりに観光に行きました。
丁度夏の暑さがやわらいで、過ごしやすくなる時期と
聞いておりましたが、私にとっては灼熱地獄でした。
乾燥地帯なので、年中雨の心配はせずに観光出来そうですが、
一応5月～9月までは降水確率が高い時期です。
高いと言っても10～20％前後なので低いです。
暑い時期は5月下旬～9月上旬。寒い時期は11月下旬～2月
と言われています。
暑い時期には35度以上の気温が続き、寒い時期は-5度以下迄下がります。
なので4月～5月、8月後半～10月に掛けてが一番観光し易いです。
服装ですが、乾燥していて日差しがかなり強いので
帽子や目を保護する為のサングラス、必要でしたら日傘。
それと、日中と夜の寒暖差が15度前後有るので注意です。
日中は気温が高くても夜は一気に気温が下がるので、
軽い羽織りものがあると安心です。
冬に行かれる方は、しっかりとダウンコートやマフラーなどの
防寒対策をされて下さい。
配車アプリ滴滴出行（DiDi）を使って観光
張掖市から張掖七彩丹霞旅遊景区までは50km程離れています。
片道1時間弱の道のりです。
市内のバス利用も楽しそうですが、
時間を有効に使いたかったので前日に空港に迎えに来てくれた
DiDiの運転手さんに、1日ドライバーをお願いしました。
実は、私達の方から依頼したのでは無く、
運転手さんの方から「明日の観光ルートは決まってるの～？」と聞いてくれて、
朝から夕方までの約7時間。
夫と私の二人で、日本円にして約4,000円であちこち回ってくれました。
コメント